耳をすませば♪


「大相撲の初場所は盛り上がったな!」
「久しぶりに日本人の優勝だぞ」
「琴奨菊もいい嫁さんをもらったから」
「ま~苦労人と呼ばれているけど、やっぱり嫁さんのおかげかな」
「きっと、天国のおじいちゃんも喜んでいるはずだよ」
「なにしろ、祖父の影響で相撲をはじめたらしいから、何がきっかけかはわからんな。わしらも孫になにかやらせようか」
「一昨日の1月30日が誕生日らしい」
「万理一空という言葉は、宮本武蔵の五輪書からとったみたいだぞ」
「たしか、桑田真澄も座右の銘にしていなかったか」
「たゆまぬ努力を続けて、あとは春場所しだいで横綱になれるかどうかだな」…。
 ご利用者様同士の会話を聞いていると、いろいろな情報が入ってきます。
 耳をすませば…。
第16号   文責:齋藤健、飯嶋進哉


寒の内


本日は朝から雪が積もっています。
碧南南部は比較的雪の少ない地域ですが、本日のように降ると、交通が大変です。
職員も家をいつもより早く出発して、施設に向かっています。
ふと中庭を見てみましたら、タマリュウの上にきれいに雪が積もっていました。
寒いのですが四季はいいですね。
事故のないように今日も一日がんばりましょう!!

                   文責 齋藤健


今、この瞬間を大切に♪

 阪神淡路大震災から21年が経ち、東日本大震災からは5年が過ぎようとしています。
被災地へ足を踏み入れたとき、目の前に広がる景色が、現実のものなのかを受け入れるまでに時間が必要でした。
 また、吹き荒れる風の中でふるえる身体を寄せ合いながら支え合っている人々の姿をまのあたりにして、「生きる」ことについて考えました。
 高齢者の方々と話をしていると、戦争のときの話をしてくださることがあります。「家族を兵隊に送り出すときのこと」「疎開していたときのこと」「空襲で町が焼けてしまったこと」「食べる物がなくてみんなで分け合ったこと」…。
 なにげない今日の暮らしには、先祖から脈々と受け継がれた「いのち」の絆があります。
 だからこそ、今、この瞬間を大切に!
 第15号   文責:齋藤健、飯嶋進哉


言葉は心を癒す処方箋♪


堀尾靜医師は著書の中で「病院という所は、生と死が日常的に共存する特殊な環境です。期待、不安、苦悩、葛藤、歓喜、孤独といったあらゆる感情が交錯し、その中で使われる言葉は万感の思いや、針のような鋭さ、斧のような重さに包まれます。(中略)それ故、私達医療者の使う言葉もそれだけ選ばなければならず、自分流の言葉を見つける必要があります。経験に裏うちされ、自分で反すうした言葉こそが医療の現場では生きて意味をなします。毎日の経験から言葉を探す想像力と訓練を強いられていると考えています。つまり、人に優しい医療とは、まさしく患者さんの顔のみえる医療に他ならないのです」と言葉に対する想いを述べています。
 川口結いの家では「言葉」を大切にしています。ひとつひとつの言葉、その言葉に込められている想いに寄り添えるように…。
 ほんの少しの優しさをポケットにいれて!
第14号  文責:齋藤健、飯嶋進哉


新年あけましておめでとうございます♪


 2016(平成28)年がいよいよスタートしました。
 第94回全国高校サッカー選手権大会では、愛知県代表の中京大中京高等学校が3回戦へ進出し、第92回箱根駅伝では、青山学院大学が総合優勝しました。
 いずれの大会も開催記録が90回をこえていますが、それぞれの大会でたくさんのドラマが誕生しています。
 いつの時代にも「見る人を魅了し、熱い応援をする人たちの姿」があります。そこにあるものは『人が懸命に生きる姿』に、人は感動し感謝するのだと思うのです。
 80年、90年と激しい時代を生きぬいてきた人生の先輩方に「何かを教えていただく」という謙虚な気持ちで、今年も真摯に向き合っていきたいと思います。
 今年もよろしくお願いします!
 第13号   文責:齋藤健、飯嶋進哉